中津川でも、一足飛びに春が訪れました。
あまくやわらかな「瀬戸の筍」も採れ始めました。
わらび、たらの芽、つくし、よもぎ、こごみ、しだれ桜が春風に揺れています。山つつじがむらさきを注し色にして山肌の色の明るさが増してゆきます。
「瀬戸の筍」は、中津川市を貫いて流れる木曽川の北岸瀬戸地区で主に収穫されます。
その昔(約270年程前)苗木藩に島津藩の姫さまがお輿入れなさいました。その折に持参した竹を、木曽川河畔の苗木城周辺に植えたのが始まりだと言い伝えられています。日当たりが良く肥沃な赤土が竹の生息に適していたのでしょう。瀬戸地区一帯に広がっていきました。霧が立ちやすいことも幸いして良質な筍の産地となったのです。
さて、美味しい山菜は筍だけではありません。待望の雨、山の木々が雨のしずくに洗われ美しく輝き始めました。気温は少し下がって平年並みに落ち着くとの予報ですね。それでも、例年よりも10日から2週間ほども早く始まった芽吹き、山菜の美味しい季節の盛りがまもなくやってくることでしょう!
今年は、さらに木曽の奥山からも珍しい山菜をお取り寄せする手配をいたしました。さあ、どんな山菜でしょうか?入荷してのお楽しみです。
どうぞいのちの輝きに満ちる山里へ美味しい春を探しにお出かけください。
前日までに必ずご予約要。
お食事に要するお時間は、1.5~2時間ほど何卒お時間に余裕をいただきお出かけくださいませ。
*内容は山菜の採れ具合や食材の入荷状況に伴い変わることがあります。必ずお召し上がりになりたい食材やお料理がございましたらご予約時にお申し付けくださいませ。
追記 「こんてつ=こしあぶら」は本日現在まだ入荷しておりません。きっとまもなく入荷することでしょう!