夏の疲れを癒してほしい。
だから、ひとつずつ丁寧な仕事を心がける。
かぼちゃと冬瓜は面取りをし、隠し包丁を入れる。
素材ごとに火のとおり具合を確認しながら蒸す。
茄子は飾り包丁をいれ油で揚げる。
別々に味を調えた熱い出汁地にそれぞれ漬す。
器ごと氷水に浮かべ一気に冷ます。
すると、野菜の旨みを凝縮、なおかつ、美しい色彩を残したままに、出汁の旨みが浸み込んでいく。
極、普通の野菜の炊き合わせであって尚、最も美味しく召し上がってほしい。
手間を惜しまず仕上げた真の日本料理をどうぞ。 一刻者料理人 古川 則男
* 仕入れの都合上、お料理の構成が変わることがあります。ご了承ください。
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