きみこ、田植え初体験!

無農薬無肥料自然栽培自然菜園
猫の額ほどのきみこの田んぼ!
苗、余った!! もったいないから、里芋の畝の間に植えちゃいました!
苗、余った!! もったいないから、里芋の畝の間に植えちゃいました!

 美菜ガルテンふるかわの畑は、元々は田んぼ、初年度には1反ほど田植えをしたのですが、夏の田の草取りが終わった晩にいのししに入られて全滅!それに懲りて米作りは断念していました。

でも、「今年は、田植えをしよう!」と頑張っちゃいました。

しかしながら一筋縄ではまいりません。いざ右岸用水*から水を引き入れてみると、途中の水路は泥と草であぜも田んぼも水路も区別できぬほど、水がうまく入るわけもなくスコップ片手に水路を確保、広い田んぼのごく一部8畳分位の広さを仮のあぜで取り囲み草を刈って土の天地を返して水をはりました。

泥と草で埋まった水路
泥と草で埋まった水路
スコップで水路を確保!
スコップで水路を確保!

それでも、元々大きな1枚の田んぼですから、周りも水浸しになってしまいます。急遽畝を上げて里芋を植えました。

さあ、こしひかりの苗をお客様から分けていただきました。

「2・3本ずつこうやってうえるのよ。」と、教えていただいたのですが、初めてのチャレンジ、足元はおぼつかないし長靴の中は水浸しになるし...(う~、気持ち悪い!でも、かわいい早苗ちゃんたちと同じ水のなかだから我慢しよう...)ちゃんとまっすぐ植えてるつもりだったけどぐにゃぐにゃ曲がりくねっています!(まあ、いっかぁ。どうせ稲刈りも手で刈るんだし...)(あれ?苗が浮いてきちゃったぁ!)と四苦八苦です。

そして、ようやくほんの8畳ほどの田んぼに苗が植わったのですが、苗が余った!?

もったいない!!里芋の畝の間も水浸し、ちょうどいいのでここにも植えちゃえ!

何とか、「きみこの田んぼ」田植え完了です!

えっ?助っ人は無し!一人で田植えしました。うぅ~ん、なんて愛おしい田んぼなんでしょう!


心配事はたくさんあります。土の天地返しをして水をはったのはゴールデンウィーク明け、まだ、こなれていないので土の中にガスがたまるかもしれません。返しただけでほとんど耕していないし、ちゃんと苗は根を張るでしょうか?いのしし対策もしなくちゃ!水の管理の仕方とか、稲刈りはどうやってするんだろ?わからないことだらけです。

さぁて、本当にお米が実のるでしょうか?

「きみこの田んぼ」は無農薬・無肥料です。きっとおいしいお米が実るはずです。ずっと、サボっていたブログですが、「きみこの田んぼ」の今後を随時ご報告していきたいと思います。

*右岸用水 付知川西岸は、水源に乏しく美菜ガルテンふるかわのある大萱(おおがや)地区でも付知川上流から引き入れられている右岸用水を使用しています。