- 野の花が好き! -
とお話しておりましたら、I様が
「これは、あわこがね菊というのよ。お庭で育てているの。」
と、お持ち下さいました。
I様のお宅では、庭いっぱいに野の花を育てていらっしゃるそうです。
菊の香りが強くて名のとおり真っ黄色、花は小さく可憐です。
お連れ様もお花好きで、
「Iさんとこのお庭はね、それはそれは素敵なお庭なのよ!」
「来年、春になったらいろんな野の花の苗を分けてあげるわ。
ここの畑が野の花でいっぱいになったら、きっと素敵だもの!」
とお約束いただきました。とても楽しみです。
- 在来種の野の花は、外来種に押されて、また、気候の変化・法面や道路整備のためなど人間の営みの影響で少なくなる傾向があります。また、かわいい野草を見つけたから大事に育てようと根っこから持ち帰っても、環境が異なると枯れてしまうことも少なくありません。
私は、基本的には「野の花は野の花のままに」出会ったその場所でまた来年も出会えますようにと願っています。
ふるかわ きみこ