金胡麻の花が風にゆれて...

真の日本料理「美菜ガルテンふるかわ」金胡麻の花
真の日本料理「美菜ガルテンふるかわ」金胡麻の花

 「金胡麻はとても美味しい! 栽培も難しくはないよ。」

 そんなお話を聞いて、初夏に金胡麻の種を入手、早速、昨年は草生えだった所に畝をたて、筋蒔きしました。

 

 ところが、芽をきったのはアカザにヒエばかり、いくら「無肥料無農薬だから草とも共存」とは言え、これでは胡麻が芽を出す隙がありません。仕方なくアカザとヒエをきれいに抜いて、もう一度、金胡麻を筋蒔きしました。

 

 今度は雨の恵みも受けて、やはり草と共に発芽しました。

「う~ん、やっぱり草には負けてしまうかも知れない...」と思い、もう一度草を抜いて成長を少し手助けしました。

でも、その後はお店の事や家事に追われて、既に一ヶ月ほどほったらかしにしていました。

 

- 「畑もする!」とは、気ばかり、現実は昨年同様草っぱらで

 お恥ずかしいことでございます。 -

 

 すると、最近店の窓から、コスモスの奥、赤紫蘇のその向こうに小さくてほんのりピンクの花が見えるではありませんか!

 「あっ!金胡麻だ!!」

 

 草を踏み分け入っていくと、やはり金胡麻です。

 「実も結び始めてる!!」

 

嬉しくなりました。

 

 実は、今年は、この近辺では4月26日の朝、氷が張りました。遅霜も降りたり気温が低めで野菜の苗も被害を受け、成長が遅れていました。そこへ持ってきて、6月下旬の早い梅雨明けお湿りもまるでなし、無肥料のゆっくり成長する野菜たちは、なおさら、全く散々たる酷い状況の中の金胡麻の結実です。

 

 「やったあ!!」

 さあて、どれくらい収穫できるでしょうか?

今から、楽しみですね。 また、ご報告申し上げます。

店主内 ふるかわ きみこ